目黒区の学校給食放射性物質検査の現状のお知らせ(平成24年6月21日)

放射能汚染の不安がある中で、気になる子どもたちの給食ですが、目黒区と東京都の検査体制が決まったのでお知らせいたします。新しく始まった検査体制ですが、今後の判断基準になるため、数字を積み上げていくことは必要なことだと思います。

①給食食材、調理済み給食等に含まれる放射性物質の検査
【目黒区】
公開・・・検査結果を目黒区及び各学校のHPで公表
対象・・・区内保育所、区立小・中学校、区立幼児療育通所80施設で実施中
検査方法・・・ゲルマニウム半導体検出器を用いた分析法
検出限界・・・核種ごと5ベクレル/kg
検査場所・・・日本環境株式会社@横浜 (給食食材)
      ・・・財団法人 千葉県薬剤師会検査センター(調理済み)
ア、 給食食材に含まれる放射性物質の検査
昨年度から牛乳・ヨーグルト及び粉ミルク、白米、胚芽米の放射性物質検査を民間検査機関に検査を委託して実施中。
   牛乳、ヨーグルト及び粉ミルクは6月までに1回実施。米、胚芽米は6月までに1回、10月に1回の実施予定。

イ、調理済み給食等に含まれる放射性物質の検査
6月~8月中に1回、9月~12月までに1回 年2回実施予定
今回4月1日に食品放射性物質基準値が下がったことから検出限界5ベクレル/kgにして継続。

②調理前食材に含まれる放射物質の検査
 【東京都】
 公開・・・検査結果を東京都教育委員会、目黒区及び各学校のHPで公表
 対象・・・検査を希望する区立小・中学校を対象に検査を実施する。
 検査方法・・・ヨウ化ナトリウムシンチレーションスペクトロメータを用いたスクリーニング検査
検出限界・・・25ベクレル/kg
 検査場所・・・東京都教育庁神楽坂庁舎

  各学校1品目(翌日の給食食材)を検査できる。東京都教育委員会で年間3回実施の予定。
  (1回目の検査実施済み)