みどりの散歩道〜駒場のコース〜見学記

     −おひさまレポート68 −

前田公爵邸 和館
前田公爵邸 和館
 5月の雨上がりの木曜日、「職員活用しま専科」により職員の解説を受けながら駒場のまちを歩きました。
 まず東大教養学部のモダンな建物を横目に見ながら旧前田公爵家和館に行き、昔ながらの造りや庭に感心し、細やかな建築に日本の美を感じました。
洋館は外に植えてあったバラの種類の多さにびっくりしながら入ったところ、そこは当時の前田家の繁栄を思わせるすばらしい欧州建築でした。建物を取り囲む駒場公園は緑多い広々とした公園で散歩にきていた保育園児もいきいきとしていました。
 一時期アメリカ占領軍に接収された名残もあり、小さな神社は壊され、バーベキュー広場となっています。
 最後に自然観察舎に行きホタルを見たり、丁寧に書かれた小学生の観察日記を読んだりしていると、駒場の自然を愛している地域の人たちの想いが伝わってきました。
 帰りにはケルネル田んぼを通って甘い野苺を食べ、田んぼを筑駒生全員で育てていることを聞いて根っこの教育もしているのだなあと感心しました。
 目黒区民でありながら駒場公園の散策ははじめてでしたが、国、都、区が古い建物を守り、また公開し、それを取り囲む自然を区民は楽しみ、大切にし、自分の家の緑も大切にしている様子を垣間見ることができました。旧い建物を中心としたまちづくりが根付いていることを実感しました。

                   副代表  廣吉 敦子