同性パートナーシップの公的承認について
私たち生活者ネットワークは、「多様な性を認め合う」ことを政策の柱の一つに掲げ、性的指向・性自認(SOGI)への偏見や差別のない社会を目指しています。
目黒区の第4回定例議会には「同性パートナーシップの公的承認に関する陳情」が提出されました。この陳情提出者が求める「性的マイノリティにとっても住みやすい、魅力ある多様性を認められる都市」は、私たちが目指す方向と同じです。
ただ、そのための具体的な協議内容は、「パートナーシップ承認制度の創設」だけに留めるのではなく、独身者・婚姻者、同性カップル・異性カップル、また、障がい者や外国人など社会的に弱い立場も含め、すべての人が平等に扱われるインクルーシブな社会を目指すためのものであることが重要ではないでしょうか。
将来を見据えた「人権意識」について、目黒区で考え、必要な仕組みをつくり、そして発信していくことを求め、生活者ネットワークは、区議会において、今回の陳情を不採択にする委員会の結論には賛成の立場を取りましたが、目指す方向性は同じであり、同性パートナーシップの公的承認そのものは必要だと考えています。
今後も、生活者ネットワークは、一人ひとりの人権が尊重され、保障されるまちのために、皆さんとともに活動していきます。