暮らしの情報アンテナ

市民も行政もごみ減量にむけて前進!

目黒区のイベントで念願のリユース食器デビュー!大岡山小学校で6月11日に開催された「ふぇすた環境in目黒2006」では模擬店で初めてリユース食器を導入しました。目黒区のイベントではごみゼロをめざし、さまざまな取り組みがされていますが、長年の課題であった模擬店の紙皿やプラスティック製の容器をリユース食器に変更しました。この食器はエコライフめぐろ推進協会が準備し、イベントに提供しました。洗って使うのがすごいだけではありません。この食器は割れたり使わなくなった食器を回収し、新しい土と混ぜて焼きなおしたリサイクル食器です。陶芸ブームが長いこと続き、土不足も問題になっていますので、資源の枯渇を防ぐためにもとても役立っています。是非、区のイベントで手にとってご覧下さい。また、区立保育園でも絵柄つきのかわいいタイプが導入されています。

ペットボトルの資源回収がモデル地域でスタート 2006年7月から区内6つの地域で、びん・缶に加えペットボトルの回収が始まりました。
 びん・缶のコンテナ回収と古紙の集団回収がすすんでいますが、不燃ごみの中の廃プラスティック類は相変わらず増えています。目黒区ではごみの減量と資源を活かすためにペットボトルの回収を今年から始め、平成20年には区内全域に拡大する予定です。ペットボトルは再商品化することができる有効な資源です。該当地区の方は集積所での資源回収にご協力ください。なお、スーパーやコンビニエンスストアなどの店頭回収も今までどおり行っています。
<ペットボトルの資源回収のお約束>
ふたを外して、中身を出して洗って乾かす。(びん・缶も同様にします)
*ペットボトルのラベルは外さず、そのままでOKです→破砕処理後、ラベルとボトルは選別され、それぞれリサイクルされています。

=廃プラ焼却についての陳情署名活動=最終処分場の延命のため、東京23区で平成20年から廃プラスチックを焼却しサーマルリサイクルする方針が出されました。そのため「プラスチック焼却の見直しを求める目黒区民の会」(以下、区民の会)では「不燃ごみとして出されるプラスチックを目黒清掃工場で焼却することについて」という陳情を3月議会に1224筆の署名と共に提出いたしました。3月議会では継続審議となり、さらに6月議会では他の団体からも廃プラ焼却について新たな陳情も出され、合わせて審査されました。結果はそれぞれ継続となりました。
平成20年度からの廃プラ焼却全面実施に向けて、今年度より足立、杉並、品川、大田の4区でモデル実施となり、排ガス等の実証試験が始まります。環境や人体への安全性が懸念されているため焼却する前にびん・缶、プラスチックの資源回収を徹底させるべきです。「区民の会」では、地域に密着したごみの問題を多くの方に知っていただくために、引き続き署名活動を続けています。署名用紙はエコメッセ「水・緑・木地」、目黒ネットにあります。お問い合わせください。

目黒区で「東京23区とことん討論会」が開催されます。
会場:目黒区民センター
日時・内容:8月18日(金)9:45開会 
        午前の部 基調講演(グリーンピース・ジャパンの星川事務局長)
        午後の部 3つの分科会を開催
      8月19日(土)午前のみ(12時終了)分科会報告と全体討論会
詳細は 東京23区とことん討論会実行委員会事務局まで T/F 3230-1003