今回の選挙は、2人の区議が都議へ、政務調査費問題で公明6人が辞職、現職4人の立候補辞退で12議席空席の中、現職23人と新人23人、元職2人の計48人が立候補し、36議席をめざしました。投票率は38.49%と前回よりわずかにアップするにとどまり、自民(11→15)、民主(4→7)が議席をのばしました。政務調査費問題で住民監査請求の対象にならなかった生活者ネットワークは、期間中、3つのルール①議員を職業化・特権化しないためのローテーション、②議員報酬は市民の政治活動資金に活かす、③選挙はカンパとボランティアで、を訴えました。さらに、生活の基本である「食べる」「生きる」「住まう」を政策の柱に政務調査費問題・議会改革を訴え、市民の議席を確保することができました。
これからの4年間、生活者ネットワークは「政治は生活に密着した、暮らしを豊かにする道具」と捉え、地域活動が活発となるよう市民活動を支援するとともに実践を重ね、生活に根ざした政策の実現をめざします。