知っていますか? “めぐろ子育てホッ!とブック 

〜みんなで子育てを応援〜”

少子高齢化や核家族化、IT化の進展などによりたくさんの情報に囲まれながらも身近な地域でどんなサービスがあるのかわかりにくい状況です。目黒区では子育て世代が住み続けられるように「保健所」をはじめ「子育て支援課」「保育課」「教育委員会」「区民生活部」などさまざまな部署で「子育て支援」に取り組んでいます。また、「目黒区子ども条例」を制定し、子ども自身の育つ力を育む視点も合わせ持っています。さらに、新しい取り組みとして今年度10月からは、中学生までを対象とした子ども医療費助成制度も始まりました。

保育園や幼稚園の園庭開放 「安心・安全」にも力を入れており、学校や幼稚園の防犯対策、学校安全対策アドバイザーの小学校派遣、通学路や裏通りの交通安全整備にもたくさんの予算がつけられていますが、公の施設でも支援事業を行っています。孤立しがちな子育て世代を支援するために、保育園や幼稚園で就園前の子どもさんとその保護者を対象に情報提供や相談の場として、一時保育や園庭開放が行われています。区内13箇所の児童館では仲間づくりのための「乳幼児のひろば」などの「子育てひろば事業」を行っており、好評を得ています。

困ったときの強い味方・・・育児支援・家事援助
・目黒区社会福祉協議会内「ファミリー・サポート・センター」(℡3714-9047)登録制により育児支援の必要な「利用会員」と援助のできる「協力会員」を紹介。
利用金額:1時間800円(交通費・食費別)
・子ども家庭支援センター(℡5722-9743)
産後支援ヘルパー事業(育児や家事援助などが必要な家庭にヘルパーを派遣、産後3ヶ月以内)
利用金額:1時間500円
・シルバー人材センター(℡3793-0181)
高齢者の知識と経験を活かした、保育園や幼稚園の送迎等育児支援サービス
利用金額:1.050円
*育児支援サービスに協力してくださる子育て経験のある65歳以上の方を募集しています。詳細は、シルバー人材センターまで。

乳幼児から学齢期までたくさんの支援事業がありますが、なかなかわかりにくいため区の事業をまとめた冊子が平成18年4月に発行されました。出産前から小学校3年生くらいのお子さんを育てている方に活用していただけるようにと、母子手帳の配布時や幼児のいる転入者に配布されています。好評のため、在庫がなくなってしまいましたが、今年の11月下旬に内容を更新したものを増刷するそうですので、ぜひ、活用して、地域や回りの人の力を借りながら子育てを楽しみましょう。