自分の税金、しっかりチェック

「予算書を読もう!」企画報告

 予算書と聞いただけで「むずかしそう」「数字は苦手」と敬遠しがちです。ところが、実際に読んでみると、並べられた数字の向こう側に目黒区の今の様子が見えてきて、とても興味深いものでした。
 まず、5月15日号の区報と「区民のための予算ハンドブック」を参考資料として、区議会議員の工藤さんから平成18年度の目黒区の予算について説明をうけました。その後、雑談をするような和やかな雰囲気の中で、参加者それぞれが関心のあることや、ふだん疑問に思っていることなどを話し合いました。様々な情報交換ができ、新しい発見もあり、地域の方とも知り合えるよい機会となりました。
 前回のレポートに掲載されていましたように、「三位一体の改革」の影響で平成19年度以降の区税収入は大幅に減ってしまいます。国全体では少子高齢化社会を迎えることで社会保障制度や税金の配分の仕方が変わってきている中で、限られた財源を適切な場所に割り当てていく必要性はますます高まってきます。納めた税金がどのように使われているかを知ることは大切な義務であると同時に、わたしたちに与えられた権利でもあると感じました。まずは、身近な目黒区から目を向けていきたいと思います。