エコメッセ練馬市民発電所『双葉』見学会報告

2005年11月22日 11時31分 | カテゴリー: トピックス

 エコメッセ練馬は、原子力や化石燃料に代わる自然エネルギーの普及をテーマに活動をしています。これまでリユースショップ『元気力発電所』3店舗の売上金を使い武蔵大学(練馬区豊玉)、大泉双葉幼稚園(大泉学園町)の屋上を借り太陽光パネルによる発電所を設置し、毎月発電量の測定を行ってきました(9月末現在1807㎏CO2削減)。設置費用は両発電所合計で約570万円かかりましたが、売上金(3/10)のほか、寄付金(1/10、)NEDO,GIAC(6/10)の助成金でまかないました。店の運営、助成申請作業、寄付金集め、工事監督などたくさんの人がかかわった文字どおり「みんなの発電所」です。 
 電気は遠くで作ったものをいながらにして、便利に使うのが当たり前の生活の中、持続可能なエネルギー源を小さな発電所として身近に作ってしまう発想の転換は生活の中のエネルギー自立をうながすことにつながります。しかし、個人の負担や努力には現状では限度があります。これまで日本が太陽光発電量で世界1位だったのは国の補助事業があったからからです。しかし、国は新たな方策を示さないまま、その住宅への補助事業を今年度で終了しました。それに比べドイツが近年躍進しているのは、買取制度や買取価格の設定などで自然エネルギーを優先する「再生可能エネルギー法」の存在でしょう。
 自然エネルギーの普及を大きく進めるには自治体や、国の制度作りが最も大切であることを改めて感じた1日でしたが、我々の活動は、持続可能な社会づくりに一人ひとりができることを考え、実行していくことです。   (エコメッセ練馬運営委員長 新藤絹代)

* エコメッセは生活者ネットワークも所属している生活クラブ運動グループの一つで、
地域ごとに環境テーマを決めてリサイクルショップを運営しその売上金を積み立て、環境まちづくり活動を通して市民に還元しているNPOです。(正式名称は環境まちづくりNPOエコメッセといい、東京都内で8店舗を展開。)
* NEDO・・・独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
* GIAC・・・財団法人 広域関東圏産業活性化センター