「校庭の人工芝化」 誰のための人工芝なのか?

2009年6月2日 14時29分 | カテゴリー: 活動報告

“ちょっと待ってよ、区長さん。そんなに急いでどうしたの?“

目黒区では区内の全小中学校の校庭を人工芝にすることを決めました。水はけが良く、雨上がりでもすぐ校庭が使え、子どもたちが元気に遊ぶことが出来るからだそうです。
 昨年は小学校三校、中学校一校、今年は小学校三校を予定し、約1億2千万円の予算がついています。東京都は「10年後の東京」で校庭の天然芝生化を緑のまとまりとして推進し、整備のための補助金と専門家による「芝生応援団」を派遣するそうですが、人工芝には補助金が出ないため、区の持ち出しとなります。人工芝の耐久性は10〜15年程度で、リサイクルも可能になったといわれていますが、子どもたちが毎日遊び、地域に開放されている校庭の使い方として本当にふさわしいかどうかわかりません。子どもの遊びに影響を与えることも考慮し、使い勝手やランニングコストなどを含め、検証していく必要があるのではないでしょうか。皆さんはどう思われますか?

メリット
・水はけがよいし汚れない
・雨上がりでもすぐ遊べる
・寝転んだりできる
・日々の管理がほとんど不要
・砂ぼこりがない
・転んでもけがが少ない

デメリット
・花火ができない
・地面の上に絵を描いて遊べない
・一輪車や自転車が乗れない
・竹馬ができない
・ボールの弾みが変わる
・ごみや落ち葉が芝の目の中に入ってします
・放射熱により表面温度が50〜60度となる
・ヒートアイランド対策とならない
・足に負担がかかる

子どもの意見
・公園も校庭もそうなんだけど、僕たちはその日の気分で遊べる場所が欲しいんだよ。
石蹴りしたり、丸十遊びをしたり・・・。雨上がりの校庭で水溜りを飛び越えたりして
遊ぶのが楽しいんだよ。
・ヘアピンを人工芝に落としたら危ないから、って言われたよ。
ヘアピンしてたら遊べないの?学校で遊ぼうか?って気軽にいえなくなるよね〜。

大人の意見
・土の部分が少なくなった都会だからこそ、学校には土を残しておきたい。
・そんなに整備を優先させることが子どもにとって本当にいいのかしら?